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FM Towns: Free Software Collection 4
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FM Towns Free Software Collection 4 - Disc 1.iso
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Text File
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1991-10-18
|
8KB
|
156 lines
************************************************************************
* *
* RAMディスクベースのTownsOSの実現方法 *
* *
************************************************************************
RAMディスクベースでTownsOSを使うための手順について説明していきます。
ここでは、システムCD(TownsOSV1.1L30)およびメインメモリ2MBのみの
システムを前提として話を進めていきますが、メモリを増設してRAMディスクに
余裕をもたせたり、フリコレのCDを使ってより使い易いシステムになるよう、各
自で工夫してみて下さい。
(a)前準備
・まず、本ディレクトリの中にある各ファイルの概要を簡単に示しますので、確
認してください。
・SETMENU.COM (SETMENU.COM V1.1)
・SETMENU.DOC (上記のコマンドのドキュメントファイル)
・FORMAT.EXP/DISKCOPY.EXP/LABEL.EXP/CLNDSK.EXP/BACKUP.EXP/RESTORE.EXP
/DISKPAT.EXP/HDUTY.EXP/SETUP.EXP/CD_DA.EXP/VCARD2.EXP/DIC.EXP/
GAIJI.EXP
(以上はメニューバーアイテム用ダミーコマンドファイル)
・TYPE.EXP/PRINT.EXP
(以上は相互呼び出し機能を利用するためのダミーコマンドファイル) │
・TOS_RAM.DOC (本ドキュメントファイル)
・TOS_RAM.1ST/TOS_RAM.GGG
・TownsMENUのメニューバーアイテム"設定"->"ドライブ構成"によって、R
AMディスクの設定を行なっておきます。
ドライブ名はどこに設定しても構いませんが(本稿ではE:ドライブに設定され
ているものとして説明しています)、その容量は2MBメモリシステムの場合
で412KBにしてください(できれば、RAMの増設をしておくことをお勧
めします)。
(b)起動用FDシステムの作成・実行方法
ッ TownsMENUから「ディスク/初期化(FORMT.EXP)」により、フロッピィ
ディスクの初期化を行ないます。このとき、システムの複写のを”CD演奏
システムを複写する”に指定しておきます。 ~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ー ッで作成したFDに対して一度、「ファイル/削除」を選んで、全てのファ
イルを削除します。この結果、システムファイルであるIO.SYS(不可視性
ファイルなので確認できませんが)のみが残ることになります。
ア のFDに対して、以下の様になるようにファイル転送をしておきます。
(IO.SYS) ──── 既に入っているので、特に転送の必要はありません
AUTOEXEC.BAT ──┐
CONFIG.SYS ├─ システムCDから取り出して転送します。
CONTROL.EXE │ (TMENU.EXPは、「F-BASIC386 V1.1L21」「TownsPAINT
DICUTY.COM │ V1.1」「TownsVNET V1.1L20」「Free Ware Collection
OAK2USR.DIC │ 3」 の中にあるものを使うことにより、FDユーザ
RUN386.EXE │ 向けの小型版TownsMENUにすることができます
TBIOS.BIN │ この場合"T_UTY"ディレクトリ上の*の付いたダミー
TBIOS.SYS │ コマンドファイルは不要になります。)
TMENU.EXP │
TMENU.IF2 │
T_OAK2.EXE ──┘
T_TOOL <DIR>──── 「ファイル/ディレクトリ作成」により作成
+-PRINT.EXP ─┬─ 解凍して得られたファイルを転送します。
+-TYPE.EXP ─┘
T_UTY <DIR>──── 「ファイル/ディレクトリ作成」により作成
+-DISKCOPY.E ─┐
+-FORMAT.EXP ├─ 解凍して得られたファイルを転送します。
+-LABEL.EXP │
+-BACKUP.EXP* │
+-CLNDSK.EXP* │
+-DIC.EXP* │
+-DISKPAT.EXP* │
+-GAIJI.EXP* │
+-HDUTY.EXP* │
+-RESTORE.EXP* │
+-SETUP.EXP* │
+-CD_DA.EXP* │
+-VCARD2.EXP* ─┘
SETMENU.COM ──── 解凍して得られたファイルを転送します。
イ AUTOEXEC.BATの内容を、以下のように修正します。
┌──────────────────────────────────┐
│set comspec=c:\command.com │
│md E:\t_uty │
│md E:\t_tool │
│copy t_uty E:\t_uty │
│copy t_tool E:\t_tool │
│copy run386.exe E: │
│copy tmenu.* E: │
│:START │
│ CONTROL \setmenu.com /yQ /tE /rE <-- /yによってメニューバーアイ│
│ if errorlevel 1 GOTO OAK2ERR テムなどのファイルがあるド│
│ GOTO END ライブ、/tと/rにRAMディ│
│ :OAK2ERR スクのドライブを指定します│
│ DICUTY + * OAK2USR.DIC │
│ GOTO START │
│:END │
└──────────────────────────────────┘
(この例は、RAMディスクがE:ドライブであることを前提としていますので、
実際の利用の際には、Eとなっているところを設定してあるドライブ名に変更
してください)
以上で作成したFDを使って再起動させると、RAMディスクベースのTowns
OSが 利用できるようになります。
メニューバーアイテムを使う場合などは、CDドライブにシステムCDを入れ
ておくようにすることで、一通りの機能を使うことができるようになります。
(c)補足
・(b)では、システムCDのみがあることを前提に説明しましたが、
・メニューバーアイテムにハードディスクユーザでなければ不要になるもの
が多い。
・ユーティリティプログラムの選択の余地が少ない。
といった欠点がありますので、フリコレ3やF-BASIC386V1.1L21な
どの小型版TownsMENUをベースとして起動用FDを作る場合などの補足を
して置きます。
・基本的な作成手順は(b)と同じですが、で示した転送するファイルのうち、
システムCDから転送する分は、フリコレ3などから転送するように変更します
(この場合、小型版TownsMENUになりますので、*の付いたダミーコマンド
ファイルの転送は不要となります)。
・できあがった起動用FDでの動作は、通常CDドライブに入れておくCDがフリ
コレ3のCDになる以外特に変わりませんが、TMENU.IF2の初期定義内容がフリ
コレ3の機能を活かしたものにできるため、データファイル実行機能がより使い
やすくなります。
・この他、メニューバーアイテム用のコマンドファイルをCDドライブからでなく、
FDから読み込むようにしたい場合など(この方がメニューバーアイテムの起動が
若干速くなる)は、起動用FDのAUTOEXEC.BATを、
CONTROL \setmenu.com /yQ /tE /rE
~~~~取る
と、変更してみてください。この際起動用FDとは別に、下のような構成のユー
ティリティディスクを作り、システム起動後は、Aドライブにこのユーティリティ
ディスクを入れるようにして使うと良いでしょう。
T_TOOL <DIR>
+-PRINT.EXP ─┐
+-TYPE.EXP ─┴┐
├─ ダミーコマンドファイルでなく、システムCDや
T_UTY <DIR> │ フリコレ3のものを転送しておきます。
+-DISKCOPY.E ─┐│ (このユーティリティディスクには、さらにいくつかのコマ
+-FORMAT.EXP ├┘ ンドファイルを入れる余裕があると思います)
+-LABEL.EXP ─┘
NIFTY-Serve MAH00510 山下 博
Oh!FM NET FM-00145